天神学園高等部の奇怪な面々27
「何だってんだよ、全く…」

部屋から追い出されてしまった鷹雅。

やたらと広い橘邸、その廊下を、早足で歩く遊里の小さな背中が見えた。

「おいおい、待て待て小猿、あんまり歩き回ると迷子になるぞ、この屋敷異常に広ぇんだから」

「うるさいっ!」

振り向きもせず怒鳴る遊里。

何故かご機嫌斜め。

「あんまり勝手に歩くなって。和音にも迷惑かかるし、俺もこの屋敷にゃそんなに詳しくないんだって」

「だったらついてくるな河童ぁっ」

「河童違うっつってんだろが」

「黒い羽のある新種の河童ぁっ!」

「根本的なとこが何も変わってねぇから!河童には違ぇねぇから!」

「ハゲ河童!」

「更にタチ悪くなってんじゃねぇか!」

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