星に願いを
プロローグ

人生には3つの坂があるらしい。


1つ目は上り坂。

2つ目は下り坂。

3つ目はまさか。


多分私は今の自分がどの坂に当てはまるかって
聞かれたら、下り坂って答えるだろう。





私の名前は、橋本由衣。高校2年生。

多分、可愛い方の部類に入るほう。

でも、暗い部類に入ると思う…。


親友はいない。

でも、くだらない友達ならいるかもしれない。


どういう事かって?

これまで、自分が好きになった友達なんていない。

ましてや、恋愛なんてしたことない。

おかしい?




今日も、くだらない友達とたわいもない話をする。

私は学校に勉強しに来てるんだ。

私は勉強したいんだけどっ、そう思いながら

くだらない友達との話をする。



前の私はこんな感じ。


でも、そんな私も恋をした。


今から話すのは、私が恋をしてする話。




また、会いたいという願いを込めて…



今の私、見てくれてるかなぁ…。
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