Marius−マリウス−前編
「そうか」
ケンペクトはゆっくり目を閉じ、一呼吸すると目を開け、アツオラを見つめた。
「アツオラ、二人だ」
「かしこまりました」
「早急に王の間へ連れて来てくれ」
ケンペクトはそう告げると来た方へ戻ろうと歩き出そうとしたが、立ち止まった。
「他に何か」
「いや…」
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