百鬼夜行の主



ディスプレイに写っていたのは紛れもなく自分の百鬼夜行だった。



雪羅や鬼灯、そして後姿ではあるが私も写っていた。



やばい、ばれた…



私の顔は再び青くなる。



「有り難うございます」


私は青い顔を隠すように微笑み、携帯電話を返した。



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