百鬼夜行の主



『主様、顔が赤いですが…熱でもあるのですか?』


鬼灯が自身の額を私の額に当てた。額が当たっているからか目線がちょうど私と重なる。



うわ、やっぱカッコイイ…じゃなくて!顔すごく近いから!少し傾けばくっつくから!!


「何でもないから!とにかく離れて顔近い!!」



鬼灯が離れると同時に私は背を向けた。



…何なんだ?この気持ちは…


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