二人の男=短編=




でも葵に逢えないストレス
葵に対するストレス
日々のストレスから
また開けようとしている


開けては閉じ
開けては閉じ


その繰り返し


ときにはその痛みが快感で


ほんの一瞬だけど
ストレスが消える


それに気づいたのは


中2だった


初めて開けた中2から
何回繰り返しただろう

開けては閉じ


ときには依存している
といってもいいぐらいだった


高校に入って

レイに出会って
その衝動を抑えることが出来た


レイに何を言われた訳でもなく
ただストレスがたまらなかった


それに気づいたのは別れてから




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