夏の君を

偶然の強敵

家に帰ると、めずらしい客が。



「あ、将ちゃん。」



将ちゃんはうちのお父さんの弟。
昔からよく可愛がってくれた。


「ようアカリ!可愛くなったじゃねーか!」



ビール片手にそんなこと言われても説得力ない。



「そう言えば明後日の対戦校龍之介のところじゃなかったか?」


「本当か!あいつは下手くそだからなー」


龍之介とは将ちゃんの息子で一個下のあたしのいとこ。

ちなみに将ちゃんも野球がうまかったが、甲子園にはいっていない。



「あー、見に行きてぇな」



「兄貴、仕事休んでいくか?」




「そうだなー有給使うか!」


ガハハと二人はビールを乾杯した。



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