love story * 禁断の愛
今日は茶道部の日。
部長さんに道具の説明を受けた。
その日の部活はそれで終了した。
学校の帰り、亜佐美と話をしながら帰った。
亜佐美は、管弦楽部に入って良かったと言って騒いでいる。
『部長さんもパートリーダーも言い人だよ!』
そんな話をしながら家に帰った。
『お帰りなさいませ。中でお母様がお待ちです。』
家に入った途端、家政婦の道子さんがそういってきた。
いつもの事だ……。
『只今帰りました………。お母様…。』
『あら。部活動はどうだった?お勉強は出来た?』
『…………はい。』
『じゃあもう、器楽の先生方がいらっしゃっているから、急いで支度しなさいね。その後は声楽のレッスンですからね。絵はあと締め切りまで1週間なんですから、早く仕上げてくださらないと………。』
『分かりました………………。』
家に帰っても、レッスン攻め。
正直言って……キツイ。
こんなの才能なんかじゃない。
ただの努力の結果だ。
こんなの続けていて良いんだろうか………。
そう思うが、私はお母様の言うとおり、地下にある、防音のある部屋へ向かった。
そこには、沢山の楽器と、沢山の器楽の先生(全員プロの有名な人達)がいた。
そこで2時間半、レッスンをうけ、声楽のレッスン(もちろん有名な先生)を受けた。
そして夕食を食べ、宿題を済ませてから寝た。