相手にされない王子様


日曜日。




「あぁー…ダリィ…」




俺は今、約束した場所に居た。




「イケメン台無しだぞ。もうすぐで相手の女の子来るんだから、笑顔になれよ」




そう言われてもなぁ…




「乗らねーものは乗らねーんだよ」




どうしたもんか…
やっぱり適当に頷いたのは間違いだったな…




「ほら、来たぞ。おーい、こっちこっち!」




合コン2対2って……まぁ、いつものことだが……少人数だと絶対話さなきゃなんねーだろ?

うわー余計に嫌になってきた…
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