相手にされない王子様


「あ、そうだ。有川さん」




喋り口調が皆似すぎて区別つかねーんだよ。


よし、今からお前はAと呼ぶ。


名前知らねーし。知る気もねーし。




「あのさ……」




Aはあろうことか有川の耳元に顔を近づけ、何やら話し出した。



おい、アホコラカス。


何してんだよ?


有川は"俺の"彼女だからな?




「ハァ…スバちゃんのバカ」




……何で何だよ…
< 220 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop