相手にされない王子様
放課後。
「有川、今日は先に帰っててくれ」
「珍しいですね。分かりました」
……もっとこう、さ…残念がれよ…
本当にコイツって淡泊だよなー…
嫉妬深い女はゴメンだと思ってたが…あっさりはあっさりで…傷つく。
「――…3日後は覚悟しとけよ」
「3日後ですか?何かありましたっけ?」
まぁな。
その日に全て片が付くんだよ。
そしたら有川にキスでもしよう。
きっとこんなことを考える時点で恋人要素が足りてねーんだ。だから栄養補給すべきだ。