相手にされない王子様


昼休み。




「おい、3人ツラ貸せ。コレで最後だ」




俺は人の少ない廊下で話す。




「あのな「もう良いです」




そう言ったのはCだった。




「この前彼女がやって来て俺に言いました。謝ってくれたって。
――それが分かればもう良いです」




「…えらいあっさりだな?」




「神楽君に取られてしまったのは、自分にその力量が無かったからだと本当は分かってましたから」




コイツ……




「それに気づいてるなら何でこんなことをしたんだ?」
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