相手にされない王子様


昼休み。




「あーりかーわさーん!お昼一緒に食べようぜ!」




俺達はまさかの7組に来ていた。


理由は簡単。
ハジメがしつこくてうるさかったからだ。




「あら…王子様のお友達の神奈川君じゃないですか。
…あ、王子様もいる」




「おい、有川。その王子様ってやめろ」




嘘くせーし、気持ち悪い。




「分かりました。……えーと、お名前は?」




「イケメン好きなくせに知らねーのかよ!」





本当にコイツはわけわからねー
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