+.*ベッドの上の王子様*.+【完】

あたしは、必死に頭を横に振った。


そんなことない、確かに傷ついたけど。


それはお互い様・・・。


あたしもたくさん先輩を傷つけた。


先輩のカーディガンをギュッと握った。


風が強く吹いても、もう寒いなんて思わなかった。


だって・・・・・。


先輩の腕の中は、こんなにも温かいんだもん。










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