+.*ベッドの上の王子様*.+【完】

窓からの風が、エミの茶髪の髪をなびかせる。


「この前、勇気を出してシホは先輩に会いに行った。先輩はその勇気をちゃんと受け取ってくれた。」


「・・・・・。」


「今度は、先輩が勇気を出したんだよ?」


「あ・・・・!」


あたしは、エミが何が言いたいのかがわかってまた泣きそうになる。


「今度はシホが、その勇気を受け取らなきゃ。ね?」


エミは、片目をパチンと閉じる。


エミは、いつだってあたしが欲しかった答えのヒントをくれる。


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