ともだちのつくりかた。
「それを、僕で試すつもりってこと?」


「察しがいいですね」


そりゃ、状況が状況だからだ。


「本当にそんなこと、できると思ってるの?」


できたとして、何がどうなるんだ。

僕の疑問に、少女はあっけらかんと答える。


「できるかできないか、やってみないと分からないでしょう?」


「犬では試してないの?」


「可哀想じゃないですか」


僕なら可哀想ではないと言うことらしい。

それもそうかもしれない。

それにしても、今日の彼女はいつになく饒舌だ。

きっと彼女も、退屈していたのだろう。
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