不良狼は一途に溺愛中
「まあ、今後も柚ちゃんに見捨てられないように頑張れよ。」
「それはこっちのセリフだ。兄貴の方こそ、美咲さんに見捨てられないようにしろよ。」
「俺は大丈夫だけど、蓮は分からないぞ?柚ちゃんに対していつも強引みたいだし。」
「確かに強引なのは認めるけど…。そっちは何が大丈夫なんだよ。保証なんて、どこにもねぇだろうが。」
二人で言い合っていると、リビングのドアが開いた。
「お風呂、ありがとうございました…。」
ゆっくりと中に入って来たのは柚。
初めて見る彼女の風呂上がりの姿に、ドクンッと心臓が跳ねた。