私、家出しました!
部屋の中をきれいに
してあってシンプルな
黒としろにまとめてあった。
「案外大人っぽい部屋だね。」
「いつまで疑ってるんですか。」
しかし、
「あのベットの上のくまちゃん
はなんだろうね?」
そう彼のベットの上には
可愛いくまのぬいぐるみ。
「えっとそれは・・」
あきらかに動揺してる。
そしてその熊を彼が隠すまえに
私が取り上げた。
「返してほしかったら、
僕はこのぬいぐるみがないと
眠れないの。っていってごらん。」
「それだけは・・」
光は涙目で見つめてきた。