略奪愛の結末
「この爪の痕は おねえちゃんでしょ?」
背中の傷痕に触れた。
「これは…おねえちゃんのメッセージ?
篤朗を束縛してる・・・・。」
「束縛?」
「そして私にこう言ってるの
篤朗は私のものだから……って。
おねえちゃんって 意外だったな。
優しい顔して私に 幸せになりなさいって言ってくれたのに
ここにはそうは書いてないの。」
傷痕を静かになぞる。
「この傷痕が消えた時 篤朗は私のものになる。」
俺はその自信に驚いた。
「私は篤朗だけを愛してるんだもん。
これから先も 篤朗を追い続ける……。」
背中に抱き着いた。
「私をきっと愛してくれる時がくる
それまで私はたくさん努力するわ。
それが略奪した私への罰……。」
マリの熱い唇が背筋に沿って動いた。
「負けないもん……。」
小さな声が聞こえた気がした。
メグを想いながらマリを抱く苦痛。
姉を想っている男に抱かれる妹の哀しみ。
マリに誘われれば俺は素直に抱いた。
それで幸せだと思ってくれれば いいと思った。
体はマリに染まっても
心は メグを探し求めていた。
メグからは 飛勇が生まれてからも
連絡は来なかった。
メグが俺たちの元を去って
月日が流れていく・・・・・。
マリとの偽りの夫婦生活とともに・・・・。
背中の傷痕に触れた。
「これは…おねえちゃんのメッセージ?
篤朗を束縛してる・・・・。」
「束縛?」
「そして私にこう言ってるの
篤朗は私のものだから……って。
おねえちゃんって 意外だったな。
優しい顔して私に 幸せになりなさいって言ってくれたのに
ここにはそうは書いてないの。」
傷痕を静かになぞる。
「この傷痕が消えた時 篤朗は私のものになる。」
俺はその自信に驚いた。
「私は篤朗だけを愛してるんだもん。
これから先も 篤朗を追い続ける……。」
背中に抱き着いた。
「私をきっと愛してくれる時がくる
それまで私はたくさん努力するわ。
それが略奪した私への罰……。」
マリの熱い唇が背筋に沿って動いた。
「負けないもん……。」
小さな声が聞こえた気がした。
メグを想いながらマリを抱く苦痛。
姉を想っている男に抱かれる妹の哀しみ。
マリに誘われれば俺は素直に抱いた。
それで幸せだと思ってくれれば いいと思った。
体はマリに染まっても
心は メグを探し求めていた。
メグからは 飛勇が生まれてからも
連絡は来なかった。
メグが俺たちの元を去って
月日が流れていく・・・・・。
マリとの偽りの夫婦生活とともに・・・・。