略奪愛の結末
さんざん両親を罵った。

恥ずかしい
いい年してセックスして子供作って
考えられないとか…
気持ち悪いとか……ものすごく責めたの。

嫉妬だったんだけどね…。

私の誕生日よりマリが大切なんだって
嫉妬しただけだったんだけど

両親がマリを寝かしつけて車で出て行った。

その夜いつになっても帰らない両親を待ってた。
マリが真っ赤な顔で

「頭が痛い」って泣きじゃくるし
携帯かけてもつながらないし

そして…警察から電話が来て 両親が
交通事故で即死したって・・・・・。


私の大好きなケーキ屋さんで 慌てて買ってきたんだろう
車の中は血と生クリームが交じり合って……


私が両親を殺したみたいなものなの。
今まで独り占めしていた愛情が マリに
移ってしまったようで 許せなかった。


だから責めて責めまくった……。

「マリなんか産むからだよ 恥ずかしい!!」って。

私のせいだと思った。
両親の部屋の押し入れから 誕生日プレゼントが出てきて

『パパもママもメグが大好きです。誇りです。
宝物です』そう書いた手紙と 欲しかった

カーティガンが出てきたとき めちゃめちゃ後悔したの。

いつか私はきっと罰があたるんだって……
それがこの間の 中絶だったのかな……。
でも孤独が怖かった……

「おねえちゃん~~。」マリが抱き着いてきた。

私は一人じゃないってそう思った時
初めてマリが大切なものだとわかったんだ。
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