に じ い ろ~Rainbow Days~
明日絶対謝ろう。
なにもかもを打ち明けて、どんなに怒られても…謝ろう。
だって私は、レナの親友なんだから。
______♪〜♪〜♪〜
枕元にあったスマホが軽快な音で鳴る。
メール…
ちらりと見た時計の針は、もう学校がだいぶ前に終わったことを示していた。
…レナかな。
前に一度休んだ時も、真っ先にレナは心配してメールを送ってくれたから。
軽い気持ちでメールを開く。
差出人は、レナ…ではなかった。
『from:梓
レナが自殺した』