愛しいを知るまで。



一人の女子が悲鳴をあげ、他の女子もここぞと言わんばかりに驚きの表情と声をあげる。



「―…ったく…休み時間減るのに…」



授業が終わり、休み時間に入ったとき、かばんからいくつかに部屋の別れたドラッグケースを取り出し、保健室へ向かう。


「…ってセンセサボってるし…」


先生がいないと確認し、カーテンの掛かった一番奥のベッドに足を進める。







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