戦場のレイディー
「おはよー」
私達三人は奇跡的に同じクラスだった。
クラスの雰囲気は明るく、
教室に入ると女の子に声をかけられた。
「お、おはよ」
その子は長身でスラリとしていた。
一言で言うと美人なお姉さん。
長い髪の毛をサラサラとおろしていた。
「私、北村百合花 附属中学校出身!
宜しくね~」
附属中…。頭良いんだ。
「私は、蓮三野!宜しくね、あっ名前は
篠原茉耶」
「お友達?」
私はきょとんとした。
今まで私は香里奈達と居たから
てっきり三人に話しかけてると
思ったら百合花ちゃんから
予想外の言葉が出たからだ。