蘭蝶Ⅲ【完】
その言葉で普段通りガヤガヤとした感じに戻っていく


桜「あたしたちも部屋に行こうか」


そう言って移動しようとすると、千夏が


千夏「あたし、もう帰るね」


と言った


桜「なんか用事あるの?」

千夏「ん…ちょっとね」



千夏がちょっと困ったように笑った


まさか…



桜「…バレたの…?」



これは、あたしの予感

…何か確証があるわけでもないし、ただの予感にすぎない

だから…予感であってほしい


千夏「…まだ、バレてはないよ。

ただ、組の中に裏切り者がいて、その疑いがかかってる人が数人いるの。


…その一人があたし」



え…

周りにいた幹部の人たちも堅い表情になる
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