デュッセルドルフの針金師たち後編
二つの川が町の中央で合流し中世の町並みが開ける。時計台の

からくり人形前に皆が集まる。時を告げると同時にハメルンの
笛吹きの物語がからくり人形劇で回り舞台よろしく展開する。
ボリュームたっぷりで、ついついじっくりと見とれてしまう。

さてドイツ西部。コブレンツからモーゼル川を遡る。一面の
ブドウ畑が続き。ビールからワインに変わっていく。
ザール地方に入る。アルザス、ロレーヌ。独仏がいつも奪い

合いをしたところだ。トリアーとかザールブリュッケンとか
ほど良い町がいくつかある。

オサムは町に着くとまず中央駅から販売すべき場所1,2箇所
までの地図を詳しく描く。テスト販売をして様子を見る。
ほとんどの町がものめずらしい感じで温かい。

もし万が一警察に捕まったら。ただひたすら謝って許して
もらうこと。そしてすぐに隣町へ移動することだ。

一エリア7,8都市。何とかドイツを5分割することができた。
あと行けてないのは、チューリンゲンバルトとシュバルツバルト
方面だ。

今は夏。ミュンヘンオリンピックをへてクリスマスまで
あと四ヶ月だ!
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