それでも先生がすき。
 


ドンッ!!



「いた……!」



置いてあったソファーに
押し倒された。


そして先生は
無言で私の手をネクタイで
縛った。

「止めて!なんでこんなこ……
んっ!」



気がついたら私は
先生にキスされていた。



「君が抵抗するから…」


先生が私の首すじに
キスをして耳を噛んだ。

「あっ………」


あまりの気持ちよさに
のけぞった。

「俺だけにものに
したい……」


先生はそうつぶやいた。


「こんなの最悪…
奥さんいるんでしょ!」


私が叫ぶと
先生は驚いたような顔を
したあと、


「ごめん。俺が悪かった
……。つい避けられて
いらいらして……」



そういって先生は
泣きながら手首にまかれた
ネクタイをとってくれた。



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