怪談短編集
「そろそろ、新しい壁をもらってくる」
ジャスティンが言った。
僕らはもう四枚目の作業を半分終えた。
僕は、四枚目の絵が気になってたから、壁を取りに行く作業はジャスティンに任せた。
四枚目の絵は、草原だった。剥がしていくにつれ、中に描かれている人物が浮かび上がってくる。
「!?」
中にいたのは、女の子だった。
金髪を三つ編みにして、ピンクのワンピースを着ている。青い目に、白い肌。鼻の頭についた雀斑。
「大叔母さんの、お姉さん…?」
僕は、呟いた。でも、なんでここに描かれているのだろう?