ヴァンパイアのお医者さん

彼の手が私の服の中に入ってくる。


「いや・・・」


冷たい手。
あまりにも冷たいその手は昔触れた事がある

こんなときに記憶がフラッシュバックする



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「・・・シエルちゃん、シエルちゃん。」



「なあに?」


白い肌の少女と髪が真っ青の少年。

これは・・・・私たち!?


「・・・僕のお嫁さんになってくれない?」

真っ青な髪の少年は真剣な表情で少女を見つめていた。


「うん!いいよ!シエル、瑠詩歩亜(るしふあ)君と結婚するよ!」



そういって、少女たちは握手をしていた。

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ハッとしたときには彼は昔私に結婚してと頼んだ時の少年に見えた。


「ずっと・・・・探していた・・・・。」




ルシファーの声がだんだんと震えていく



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