俺様彼氏の甘い罠




「 俺の首輪つけてるくせに
  他の男のモノになるのか? 」




見つかった、と先生に渡した
ネックレスがいつの間にか
私につけられていて、




それに触れながら
先生は舌打ちをした。




「 ・・・触らせんなよ 」




そのままぎゅっ、と
抱きしめられた。




「 お前はどうもしなくていい。
  今までと何も変わらない。








  ───────────お前は、俺のモノだ 」




分かったな、って頭を小突かれて
嬉しくて溢れ出した涙を
止められなくて、何度も
頷いていたら、




再度、舌打ちをした先生に
唇を塞がれた。




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