恋の方程式
俺が怒っているのにも関わらず、雪乃はのんきに答えた。
こいつじゃあ、話にならない。
そう分かった俺は、侑に電話を変わってもらった。
そして、場所を聞いた。
たっく、なんでこうなるんだよ!!
淕に、ファーストキスは奪われるし、侑には、夜景を一緒にみているし。
まるで、恋人みたいな事をしやがって。
蓮も蓮だ。簡単に、雪乃を赤くさせやがって。
俺のイライラは今最高潮だ。
俺は、侑に指示された場所に向かった。
もちろん、走ったさ。
当たり前だろ。
「おい、侑どういうつもりだ??」
俺は、侑に殴りかかろうとしたけど、雪乃が居たから怒鳴る事しかできなかった。
「別に~
まあまあ、そんなに怒らないの☆☆」
どうやら、侑は反省をしてないようだ。
相手するのも、疲れた。
「はぁ~、まあ、いい。それより、雪乃行くぞ。」
「は、はい。」
「翔?何で怒ってるの??」
なんだ分かんないんだよ・・・
グイッ
ギュッ
俺は、抑えきれずに力いっぱい抱きしめた。
「嫌だったんだ。そのぐらい分かれよ。」
「///ドキッ///」
「分かってくれ。俺はお前が好きだ。」
「わ、私も・・・だよ??」
「ありがとう。」