恋の方程式

「そうか・・・。あんまり無理するんじゃないよ?何かあったら、ばあちゃんがなんとかしてあげるから。」


「うん、ありがとう。」








実際どのくらいいるのとか、考えてない。




気が向いたら、帰るかもしれない。




本当に、気が向いたらね。







「そっちの学校はどうじゃ?」


「う～ん。普通かな?」


「彼氏は?」


「そんなの、いないよ～!!」


おばあちゃんはかなり歳なのに、ガールズトークが好き。


だから、話しやすいのかも。


「気になる男の子もいないのか?」


「うん。そんなのいないよ。」


「なんじゃ、青春してないな～。」


「あはははっ」




それから、たくさんおばあちゃんと話した。

ほとんどが、男の話だけど。