君色Diary
「とりあえず、白崎はダントツ悪いから、課題出すわ。放課後とりに来い」


「えぇっ!?かざみん先生、それはないでしょ!?そんなんだから彼女に振られるんだよ!」


「うっせぇ!彼女はほっとけ!とにかく放課後、俺んトコ来ること!部活見に行かなきゃなんねぇから、さっさと来いよ!」



風見先生は念を押すようにそう言うと、教室から出て行った。


ウソでしょぉぉ……。

あたしだけ課題アリなんて……。



「ドンマイ、七海…。私もヒマな時、教えてあげるから」


「はづきぃぃ~……」



ポンッと肩に手を置かれて振り返れば、そこにいたのは、苦笑してあたしを見ていた、

親友の天宮 葉月。


高校からの付き合いで、美人さん。

身長も高くて、スタイル抜群。

しかも賢くて、バスケ部のマネージャーもやってる。



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