さよならまでの時間

「あたし、ずっと不安だった・・・
あたしみたいなガキ、聡くんに釣り合わないって・・・

だからあの時、あの人と一緒にいた聡くんを見て、確信した。
聡くんの隣にいていいのは、あたしじゃないって・・・

聡くんとあの人、すごくお似合いだった・・・
あたしじゃ、あんな風にはなれない・・・
あんな風に聡くんを笑顔にすること出来ない・・・」




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