夢と青と空のうた
序章
 眠るのが好き。

 夢を見るのが好き。

 ありえないことが平気で起こる。

 この世にないものが、たくさんある。

 しがらみのない、綺麗な世界。

 私の中の、もうひとつの世界。

 それが夢。



 窓の向こうの空を見るのが好き。

 色んな色と模様に移り変わる、この星の天井。

 夢と同じくらい、神秘的で綺麗な存在。

 それが空。



 私の一番好きな色。

 その色に染まった空はどんな色より夢みたい。

 それは、青。



 青い空がとても好き。
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