特別な日


「あの時すぐに俺も好きだって伝えたかった。」




先輩は照れながら頭を掻く。




「真依は忘れん坊だから。ラッキー7な7月7日、しかも七夕。
これが記念日ならぜってぇ忘れないだろ?」


ビックリして声も出せないあたしに




「今日が俺達の特別な日。忘れんなよ?」






そう言って温かい掌があたしの頭をクシャクシャにした。
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