胸キュン
またまた広場には他の人達がいっぱいだ。
また私達の班が1番最後みたいだ…。
「知花達、遅い!亜紀が暴れそうで大変だったんだからな!」
「湊、ごめんって。反省してます!許して下さい!」
亜紀ちゃんったら子供みたいなんだから…!
「でも時間厳守は守ったんだから大目に見てよ♪ねっ?小夏!」
ちょっと困った私は小夏に助けを求める為、小夏に話をふった。
「へ!?あっ…そうだよ。大目に見て下さい…」
小夏もいきなり話をふられて困った顔をした。
そのまま話も止まってしまった…。
うー…誰か助けて!
間がきついです。間が!
「そこの三人!オリエンテーリング始まるからこっち来て!班が揃わないと行けれないから。」
そんな時もやっぱり頼れるのは彩乃だぁ☆
「だって!では知花!私はお先にぃ〜」
「あっ!小夏、せこい!」
小夏の馬鹿ぁ!!!!!
湊と二人っきりにしたら湊に私が怒られるから!
「知花」
きたぁ!!!!!
絶対、
『亜紀がめんどくさかったんだよ!!!!!!』
とか言われちゃう!
「古下さんと仲良くなったのか?」
「へぇ?」
湊の予想外の質問に肩の力が抜けた。
そこですか…?
文句は言われないのか。
心配して損した。