胸キュン




そんな馬鹿な話をしていると目の前の木に紙がぶら下がってる。




「あったぞ。」




「えっーと…問題1,この諺を完成させよ。《仏の顔も○○○まで》」





えーっと…。勉強したんだよ。確か…。





「あっ、わかったぁ!《仏の顔も三度まで》だよ♪」





こないだ勉強した時の諺だもん♪





私ってば天才!




私だって役に立つ!




皆、私を尊敬したかな?





と振り向いて見ると…。




「あれ…?」





誰もいない…。





「知花ぁ?何やってるの?次行くよ。そんなラッキー問題、終わったから」





「え!?」





「中学生レベルだから。早く来なさい!」




「あんな問題ばっかりならいいのにね。」




「それじゃあ楽しくないだろ。」





悩んだ私っていったい…。





< 93 / 162 >

この作品をシェア

pagetop