恋のレシピの作り方
「一条シェフが呼んでましたよ、あ、もしかして電話中でした?」


「ううん、大丈夫、ありがとう」


 奈央はスカーフを結び直して休憩室を後にした。


「ふぅん、男……ねぇ」


 背中に向けられた冷淡な視線に、奈央は気づくことはなかった―――。
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