恋のレシピの作り方
「ん? あら……噂をすればなんとやら……だわね」


 ちょうど背けた目線の先に、うっすらと化粧をした奈央の姿を見て、麗華は怪しく微笑んだ。


「ふふ……デートってとこかしら?」


 無理して慣れないメイクをしたと容易にわかる。麗華はそんな奈央を見て思わず鼻を鳴らして笑った。
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