恋のレシピの作り方
「んー、司に資料の残りを部屋から取ってこいって言われたんだけど、あ、あった」


 麗華は遠慮なしにリビングにあるラックの中を物色し始めた。



「具合悪いらしいわね、体調の程はいかがかしら?」


「……はい、今朝よりはいいみたいです」


「そう」


 麗華は髪の毛をかき揚げると、奈央に歩み寄ってきた。そして、うっすら笑うと腰に手をあてて言った。
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