sweetly
食事会の場所は少し高級そうな料亭。


こういうお店はお酒が日本酒や焼酎がメインなので苦手だ。



通された個室には既に相手が見えていた。



「遅くなりました。」


部長が頭を下げるのに見習って、私も同じようにする。


「いやいや!大丈夫です。私達も今来たところです。」




視線を感じてチラリとそちらを見る。




―――っ!!



彼が私を見ていた。

どこか熱い視線

なのに優しい表情。



それはすぐに外され、食事が始まった。





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