ラブ・ストーリー~可愛くない女~
「そんな‥まさか。」


園長先生が信じられないといった表情で私を見た。


「‥何か確証でもあるんですか?」


「あるから、ここに来たんでしょ!?」


正直先生の言葉に、和樹くんのお母さんが声を荒くした。


「慌てて主人の携帯を見たら、”みゆき“って登録された番号があって。」


「‥ご主人はなんと?」


正直先生が冷静に返す。
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