ラブ・ストーリー~可愛くない女~
「キャバクラの娘だって言ったわ。付き合いでそういうところも行くから。でも。」
和樹くんのお母さんが高級ブランドのバックから二枚の写真を取り出した。
「‥うちの若い看護師も、主人が女の人と‥ホテルに入るところを見たって言って。携帯のカメラでご丁寧に撮ってくれてたの。どこかで見た顔だって思ってたの。まさか‥息子の担任だったなんて。」
その写真には、あの正直先生に傘に入れてもらった日の日付と、黒のタイトなワンピースを着た私がいた。
携帯のカメラだから、微妙にピントがズレてはいるけど‥間違いないなく私だ。
「申し訳ありませんでした。責任を取って辞職します。」
と言おうとした、そのとき。
和樹くんのお母さんが高級ブランドのバックから二枚の写真を取り出した。
「‥うちの若い看護師も、主人が女の人と‥ホテルに入るところを見たって言って。携帯のカメラでご丁寧に撮ってくれてたの。どこかで見た顔だって思ってたの。まさか‥息子の担任だったなんて。」
その写真には、あの正直先生に傘に入れてもらった日の日付と、黒のタイトなワンピースを着た私がいた。
携帯のカメラだから、微妙にピントがズレてはいるけど‥間違いないなく私だ。
「申し訳ありませんでした。責任を取って辞職します。」
と言おうとした、そのとき。