ラブ・ストーリー~可愛くない女~
「‥綾乃先生に付き合って欲しいと言われました。でも、僕はハッキリと答えました。‥僕が好きなのは、みゆき先生だと。」


そう言って正直先生がスティンガーを一口飲んだ。


「あのさ‥私、あなたに聞きたいことがたくさんあるんだけど。」


私は少し俯きながら言った。


私を守るって、どういう意味?


誰の夢のために保育士になったの?


どうしてマルガリータを見ると悲しそうな瞳をするの‥?


なぜ‥あなたはそんなに優しいの?
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