囚われ姫~星屑は寵姫となりて蝶姫となる~
真っ赤な顔を隠すようにあたしはこくんっと頷く。
「夕俟様、あたしが半年でバイクの免許を取るのが条件だって」
「バイク?」
「『ヤクザと言えばバイクだろ』とお義母様が」
あたしらのムードも何もない会話を聞いていたのだろう。
楽しそうに笑うとお義母様は言い放つ。
「お義母様だなんてなんて可愛いの?刹那ちゃんには頑張ってもらわないとね。私は神崎丹姱[カンザキニコ]。丹姱って呼んで、刹那?」
「はい、丹姱さん。あたし頑張ります!」
「夕俟様、あたしが半年でバイクの免許を取るのが条件だって」
「バイク?」
「『ヤクザと言えばバイクだろ』とお義母様が」
あたしらのムードも何もない会話を聞いていたのだろう。
楽しそうに笑うとお義母様は言い放つ。
「お義母様だなんてなんて可愛いの?刹那ちゃんには頑張ってもらわないとね。私は神崎丹姱[カンザキニコ]。丹姱って呼んで、刹那?」
「はい、丹姱さん。あたし頑張ります!」