鬼の花嫁
すると私に微笑みかけて
愛おしそうに見つめる彼の視線
「女にそこまで言わせるなんざ、
格好つかねぇなぁ…」
はぁ…とため息をつく彼
…でも、どこか嬉しそうな表情で。
「桜…俺はお前に惚れてるんだ」
そして、
離れていた隙間を埋めるように
重なる唇……………
ああ、
幸せってこういう事を
言うんだろうなぁ…
どこまでもどこまでも口付けが甘くって
どこまでもどこまでも
抱きしめてくる腕が優しい
幸せで幸せで……
涙が頬に零れ落ちる