鬼の花嫁








夕食の時間、

お酒を飲む風神さんをじーっと見つめる




不意に目があった時に

私に問いかけてきた。




「……なんだ」

「え」





いきなり話しかけられ

間抜けな声を出す。




昼間の玲ちゃんの言葉が頭でリピートされ、

ほんのり頬を赤らめる。






少しの沈黙が流れ、口を開く





「風神さんは……私を
 お嫁さんに欲しいんですか?」

「ああ」





私の質問にあたりまえだと

いわんばかりの顔で頷く風神さん。



………しかも即答。





その答えにちょっぴり嬉しくなって

さらに質問をしてみる。







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