踏み台の女神
「それでもやっぱり、神様に見守っててもらえると心強いっていう人は、沢山いるんですよ。

今も昔も。


あの古代人の女の子だって、きっとそうです。


単にあの子が強かっただけではないと思います。


神様はただ見守って

時々背中を押してあげたり、助言を与えたりするだけでいいんです。

それだけで勇気が湧いて救われる人が、確かにいるんですから。


私たちにとってあなたは

そういう存在です」


「……そう?」


私は神様の目を見つめて

力強く頷き返した。
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