踏み台の女神
湯気にのって味噌とにんにくの香りが立ちのぼる。


食べてみると、太めの麺にスープがよく絡み、ちょうど良い具合に唐辛子が利いていた。


「どう?ラーメン美味しいでしょ?」


「うん。あったまるね。


……ねこさん、猫舌じゃないの?」


「仔ねこの頃はね。

僕、熱い物食べる練習したから、大丈夫なの」



お腹の中からじんわりと熱くなり、やがてそれが全身へと広がっていく。
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