踏み台の女神
のんびりと青白かった宵の口のひとときが、いつの間にか藍色に澄んでいた。
ベンチに座って、私はストロベリーフィズ、ねこさんはカシスオレンジを、黙って飲んでいる。
私は安永さんの事を、ねこさんはきっと、何か別の事を思いながら。
月が、硬く輝いている。
完
ベンチに座って、私はストロベリーフィズ、ねこさんはカシスオレンジを、黙って飲んでいる。
私は安永さんの事を、ねこさんはきっと、何か別の事を思いながら。
月が、硬く輝いている。
完

